東京藝術大学 美術学部 デザイン科「塑像」学生さんの作例


2020年7月~8月にかけて、コロナ対策による自宅作業下で行われた塑像と型取りの授業。シリコン型のバックアップと、最終成型物の張り込みでジェスモナイトAC100を使用いただきました。そして型取り~成型までのデモンストレーション講義にジェスモナイトスタッフもリモート参加し、成型の基本やFRP以外の用途など説明させていただきました。

工程としては、レオン油土で自刻像を作成し、シリコン積層+ジェスモナイトのバックアップで型取り、その型にジェスモナイトと繊維(今回自宅作業ということもあり、ガラスではなくスタッフ・サイザル麻)で貼り込みとという手順で行われました。
サイズは実物大ではなく、高さは約20cmほど。
課題成果の一部を大学様から共有いただけたので、ご紹介させていただきます!

「型取りって一体どうやるの?」「抜き勾配って何?」という、型取りに関する知識ゼロの学生さんがほとんどの状態から、オンラインで数時間の講義を受け、初めて扱う素材ばかりを使いながらの作業。先生方がリモートで適時サポートをされつつも、かなり大変な条件下でここまでのクオリティで仕上げられた学生の皆さん、本当にすごいです。自宅という生活空間での制作はいかに素材が安全であっても大変なものですが、ポリ樹脂では不可能だった自宅作業が、ジェスモナイトがお役に立てたこと大変嬉しく思っています。今回の講義で素材の手配からシリコン型取り指導まで学生さんに説明&ご指導にあたられた中屋明子さん、ありがとうございました。

東京藝術大学 美術学部デザイン科 公式WEBサイト
東京藝術大学 美術学部デザイン科教授 橋本和幸 様Webサイト
東京藝術大学 美術学部デザイン科教育研究助手 中屋 明子 様Webサイト

2020/08/28