天然石のような質感をもち、あらゆる色に調整でき、そして軽量かつ強度も高い施工が可能なジェスモナイトは、石の建材の代替えとして建築業界で使用されています。ジェスモナイトは天然石材に比べて加工のしやすさやコストパフォーマンスに優れています。石造建築の外壁化粧用建材として、またヨーロッパ調の装飾性の高いモールディング・モール材の用途、また直線を生かしたモダンなファサードの装飾材などに使われています。また中東エリアでもジェスモナイトは建築資材として大きなマーケットを持っています。
廊下の内装材 (AC730)
外装クラッディング(AC730)
キャロラインハウス受付 壁面
ルーバー(AC730)
オーダーカラーの石調外壁(AC730)
玄関ポーチ
ドバイEXPO2020にて開催国であるUAEパビリオンでジェスモナイトが外壁材として使用されています。美しいファルコンウイングが印象的なこのパビリオンは建築家サンティアゴ・カラトラバによる設計です。
ジェスモナイトパネル施工:Bahrain Al Arabi Intl’ Decoration Co. W.L.L AL ArabiのBlogはこちら(英語)
Photo: WikiArquitectura – © All rights reserved
ウイング下のクラッディングウォールがジェスモナイト製パネル(AC100)で制作されています。当初建築家が考えていた素材では重すぎて実現が不可能だったところ、軽量性に加えてシンプルな質感を作り出せるジェスモナイトAC100を使用することで問題を解決しています。
パネルサイズは8400mm×2040mm、総施工面積は2800平方メートルという巨大プロジェクト。大型パネルで重要なポイントであるシンプルさや線の少なさを実現するのは非常にチャレンジングだったようで、プロジェクトはシリコン型作成工程に30人で8ヶ月、ジェスモナイトキャスティング工程に25人7ヶ月という工数がかかったとのことです。
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建築・設計者の皆さまへ:ジェスモナイトの質感・フィニッシュが確認できるサンプルボックスがございます。
AC730
Flex Metal
AC100